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TITLE2021.12.06

木と暮らしvol.4 ~株式会社アドプランツコーポレーションさんにお伺いしました~

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木と暮らすデザインの現場を訪ねる「木と暮らし」

今回は、中京区で自然環境の調査などを中心に、地域の素材を生かした様々なプロジェクトにも取り組まれている株式会社アドプランツコーポレーションを訪ね、代表取締役社長の増永滋生さんからお話を伺いました。

ー自然環境を再生し循環的な仕組みを提案ー

京都御苑の堺町御門を少し下った場所。モダンなマンションの地下にアドプランツコーポレーションのオフィスがあります。オフィス内は木材がたくさん使われ、壁面緑化や京都らしい苔の庭が設えなど、心地よい空間です。
増永さんは、森林生態学を専門に全国で自然環境調査や森林再生計画の策定、希少種保全、外来種や獣害対策など幅広いコンサルティング業務に携わっておられます。
一方で、里地里山など人との関わりが深い環境では、農林業の活性化が環境保全につながるとの考えから、 タケノコカレーや竹炭うどんなど独創的な商品の開発や、販売イベントの企画・運営なども手掛けられています。

ー人とのつながりから仕事が生まれる。ー

「増永さんって、何者ですか?」いろいろな場面でお名前を耳にする増永さんに失礼を承知で聞いてみました。コンサルタント業務を中心に事業をしてきたけど、具体的なアクションを作っていくことが必要と考え、お客さんからの相談に応えていると事業が広がってきたとのこと。人とのつながりから仕事が生まれる。大手百貨店などからも相談が寄せられているそうです。

ー京都缶*環づめプロジェクトー

京都ならではの景観を形づくってきた竹林。近年では、担い手が減少し放置され荒廃が進んでいます。その結果、山腹崩壊などの防災機能や魅力的な景観が失われることによる文化的機能の低下が心配されています。そこで同社が中心となってタケノコを缶詰にし、その収益の一部を環境保全活動に充てる「京都缶*環づめプロジェクト」にも取り組まれています。
短期的な竹林整備ではなく、タケノコなど地域の自然の恵みを生かした就農促進もテーマとして取組み、地域で地域の文化や自然を守っていく循環を作る。森の価値や役割を深く理解する増永さんならではの取組と感じました。

様々な人のつながりから新しい仕事に挑戦されている増永さん。話をお伺いする中からも独創的なアイデアが次々と出てきます。
林業の「衰退」と森林の「荒廃」、後ろ向きな状況も、増永さんのような創造的な取組が、新たな担い手を育て、前向きに転じていくような気がしてなりません。

株式会社アドプランツコーポレーション https://www.addplants.co.jp/
「京都缶*環づめプロジェクト」http://kyoto-can.com/

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